偏心照射
偏心照射
【発症時期】手術直後
【原因】患者の固視不良、患者の顔の傾きや上下左右の傾き、眼球の水平ずれ、角膜頂点と瞳孔中心が大きくずれている場合
【症状】角膜の対称性が崩れることにより不正乱視が発生する。症状としては裸眼、矯正視力の低下、コントラスト感度低下、夜間のグレア・ハロなど
【治療方法】手術的治療としてはトポリンクレーシックによる再手術、保存療法としてはHCLによる矯正となる
【解説】トポリンクレーシックによる再手術である程度の矯正は可能であるが、副作用として度数ずれ、角膜の平坦化による矯正視力低下などが起こる場合もある。いずれせよ、初回手術の際に患者の頭や眼の位置、κ角や角膜頂点位置、瞳孔の動きや位置などをよく確認することが重要
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☆☆☆☆☆, レーシック, 合併症