表参道眼科マニア

南青山アイクリニックが眼科に関するマニアックな話題を中心にお送りいたします

*

偏心照射

      2014/06/18

偏心照射

【発症時期】手術直後

【原因】患者の固視不良、患者の顔の傾きや上下左右の傾き、眼球の水平ずれ、角膜頂点と瞳孔中心が大きくずれている場合

【症状】角膜の対称性が崩れることにより不正乱視が発生する。症状としては裸眼、矯正視力の低下、コントラスト感度低下、夜間のグレア・ハロなど

【治療方法】手術的治療としてはトポリンクレーシックによる再手術、保存療法としてはHCLによる矯正となる

【解説】トポリンクレーシックによる再手術である程度の矯正は可能であるが、副作用として度数ずれ、角膜の平坦化による矯正視力低下などが起こる場合もある。いずれせよ、初回手術の際に患者の頭や眼の位置、κ角や角膜頂点位置、瞳孔の動きや位置などをよく確認することが重要

3842Decentration Topomap(Standard)3842Decentration Topomap(Standard) 3842Decentration Topomap(Standard)

3842Decentration Topomap(Standard)

3842Decentration Topomap(Standard)

3842Decentration Topomap(Standard)

 - ☆☆☆☆☆, レーシック, 合併症