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いま流行りのアデノウイルス感染症ってなに?

      2023/06/29

最近、流行している「アデノウイルス感染症」について、あなたはどれくらい知っていますか?

この感染症は、感染力が非常に強いため、子どもが感染した場合に家庭内で感染が広がるケースも多いと言われてます。

では、アデノウイルス感染症とは具体的に何なのでしょうか?どのような症状が現れるのか?そして、どのように対処ができるのでしょうか?
この記事では、アデノウイルス感染症について詳しく解説していきます。ご自身や周りの人々の目を守るために、ぜひお読みください。

アデノウイルスってどんな病気?

アデノウイルス感染症は6月から8月ごろに流行するウイルス性の疾患です。

感染すると5日~2週間の潜伏期間を経て、発熱やのどの痛み、結膜炎といった症状が見られます。眼に現れる症状として、具体的には「目やに」「かゆみ」「痛み」「涙が多く出る」「まぶたの腫れ」「目の異物感」「充血」「角膜に点状の濁り」といった症状があります。

結膜炎ってどんな種類があるの?

結膜炎は3種類に分かれます。

  1. 細菌性結膜炎
  2. ウイルス性結膜炎
  3. アレルギー性結膜炎

1.【細菌性結膜炎】

原因:細菌の感染。

特徴:感染力が弱く、人から人への感染はまれ。

症状:①充血②黄色っぽい粘りのある目やに など。

2.【ウイルス性結膜炎】

原因:ウイルスの感染。

特徴:人から人へ感染する。

症状:①充血②大量の目やに③のどの痛みや発熱などの全身症状 など。

3.【アレルギー性結膜炎】

原因:花粉やダニなどのアレルゲン。

特徴:季節性と通年性がある。

症状:①充血②強いかゆみ③痛み④異物感⑤涙の増加④鼻水や倦怠感などの全身症状 など。

結膜炎の治療法は?

結膜炎の種類によって最適なお薬が異なります。
感染性の結膜炎であれば「抗菌」の目薬、アレルギー性の結膜炎であれば「アレルギー用」の目薬を使用します。市販の目薬でも対応はできますが、原因を知り、最適なお薬を使うためにも、ご受診をおすすめしています。

結膜炎の症状がある間は、なるべく目や目の周りを触らないようにし、アイメイクやコンタクトレンズの使用は控えるようにする必要があります。

多くの場合は1~2週間ほどで治ります。
しかし、まれに角膜に異常が起きたり、視力の低下が見られたりと後遺症を残す可能性もあります。
症状が長引く場合は放置せず、必ずご受診の上、速やかに完治させることが大切です。

当院では医師の判断により、症状に合わせた点眼薬、内服薬の処方が可能です。

お気軽にご相談ください。ご予約はこちらからお待ちしております。

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