次世代の近視矯正手術 リレックス スマイル(ReLEx smile)の安全性は?レーシックとの違いは?
リレックススマイル(ReLEx smile)は世界で約25万例の症例があり、58か国以上、約350施設で行われています。
国内では約14施設で行われており、安定した成績を出している術式です。
安全性
・ドライアイがレーシックより少ない
・術後の不快感が少ない
・創口が小さいため、角膜の強度が高くエクタジアなどのリスクが少ないと考えられる
問題点
・手技がやや困難である
・軽度の近視、高齢者には向かない
レーシックとリレックススマイル
レーシックも歴史があり、非常に安全な手術です。
現在インターネットなどでやや行き過ぎたネガティブされており、全てダメという印象を受ける方もいるかもしれませんがレーシックは目の条件と患者さんの希望が一致していれば、安全性が高く、とても有用な手術です。ただ、患者さんの期待している見え方と一致するか、性格的に神経質であるか、年齢や近視の度数は適正であるかなどを見極めて、患者さんご自身でメリットデメリットを完全に理解したうえで行う必要があります。
リレックススマイルはレーシックの欠点の一つであるドライアイの発生が少ないことがメリットとなります。
レーシックではフェムトセカンドレーザーで角膜の表面をカットして、角膜の内面にレーザーを照射しますが、フラップを作成する際に角膜の三叉神経が切断され、特に手術直後はドライアイが悪化します。この点、リレックススマイルは角膜の3mm~4mm程度の切開を作るだけですので、ドライアイを自覚される方は少ないのがメリットです。
また、角膜強度の面においてはリレックススマイルは切開をする範囲が狭い為、レーシックよりも強度が強いのが特徴です。強度が強ければ強いほど角膜の形状変化に対しては有利に働くので、視力の長期安定性という面で期待できます。
このように利点が多い手術ですが、その方の希望と一致しているか、眼は手術して問題ないかなど、まずは適応検査でしっかりと目の検査をされて眼科専門医に相談することが大切かと思います。
南青山アイクリニックでは無料説明会も開催しておりますので、ご興味のある方はぜひご参加ください。
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