日帰りの白内障手術と入院の白内障手術
2015/12/02
南青山アイクリニックでは入院施設がないため日帰り手術しか行っておりませんが、近年では日本国内の手術40~50%ぐらいは日帰り手術となっています。
日帰りで手術をするのか、入院して手術をするのか、どちらもメリットデメリットがあるので、それを理解した上で手術を選択すると良いと思います。
入院手術とその特徴
入院で手術を行う従来通りの白内障の手術です。
入院して手術を行うメリットは
・体の自由がきかなくても手術ができる
・付き添いがいらない(一人暮らしでも手術が受けやすい)
・術直後の通院がない(入院しているので)
・衛生管理が行き届いているので、感染のリスクが軽減する
などが挙げられます。
しかし費用がかかることや、入院をして家を空けてしまうことの心配や、自宅へ帰れないことへの不安などもあるので、「手軽にできる」という感じではないと思います。
日帰り手術とその特徴
医療技術の進歩により傷口は小さく、手術時間も早く、より衛生的に行えるようなったことで入院しなくても十分安全に手術が行えるようになったことから、近年では日帰り白内障手術が増えています。
日帰りのメリットは
・費用面の負担が軽い
・家に帰れるのでストレスが少ない
・手術の日程が組みやすい
などが挙げられます。
体の自由が効かなかったり、重篤な他の疾患があったりする場合は入院が良いですが、基本元気で白内障以外問題がないような方は日帰りの方が色々な負担は少なくて済むでしょう。
吉田
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