オルソケラトロジーに副作用はあるのか?
2016/05/27
「近視を矯正できますよ」と言われると、メガネやコンタクトレンズをイメージする方が多いと思いますが、実は矯正方法によっては見え方の質が異なるため、実際にやってみると「思っていたのと違う」という感想を受けることも少なくありません。もちろんオルソケラトロジーも例外ではありません。
オルソケラトロジーの副作用
オルソケラトロジーは夜間寝ている間にコンタクトレンズを装用し、角膜の形状を変形させて視力を矯正します。具体的には角膜の形状を扁平化(平ら)させる型をつけることになります。角膜の中央部分の形を変えているので、「中央の変形した部分」と「周辺の変形していない部分」と「その境目」ができてしまいます。その3つの部分は屈折力が違うので、どうしても見え方にブレや、光のにじみを作ってしまいます。メガネや通常のコンタクトレンズとは異なる見え方で、見えにくさが出ているわけですからある意味副作用と言って良いでしょう。
見え方のブレはどのぐらい?
近視や乱視の程度が軽ければ、変形した部分と変形していない部分の差が少ないですし、見え方へ及ぼす影響も少ないため問題になることはほとんどありません。暗いところで多少見づらさが出る場合がありますが、小児や学生でも学業に支障が出ることはまずないでしょう。
しかし、近視や乱視が強くなってくると、差も大きくなるため、見え方への影響が大きくなり、その結果不適応と診断される場合もあります。
「どのぐらい見え方の不具合を感じるのか?」は同じような目の条件の人でも個人差があるため、やってみないと分かりません。
オルソケラトロジーを試してみよう
南青山アイクリニックでは1週間のトライアル期間をもうけて、実際どんな見え方になるのかを、お試しいただいた上でご購入を検討していただいております。
また、もしも試した結果、見えにくいと感じるような結果だったとしても、オルソケラトロジーは使用を中止すれば元の角膜形状に戻るので、基本的に見えづらさなど副作用が残る心配もありませんのでお気軽にお試しください。
吉田
【オルソケラトロジーは装用体験が可能です】
南青山アイクリニックでは、オルソケラトロジーの装用体験が可能です。
まず1週間お試しいただいた後に、購入もしくは中止するかご検討いただけます。
詳細はオルソケラトロジーページをご覧ください。