表参道眼科マニア

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ドライアイ治療!マイボーム腺が詰まるMGD治療のLIPIFLOWとは

   

マイボーム腺って?

マイボーム腺とは瞼の裏側にあり、上下の眼瞼縁に開口部を持つ脂腺で、油を出すことにより、涙液蒸発の抑制、涙液安定性の促進、涙液の眼表面への進展促進、眼瞼縁における涙液の流出防止などの働きをしています。

マイボーム腺から分泌される油の層は涙液の表面にあり、涙の水分蒸発を抑えて正常な涙液層を維持させる働きをしています。


マイボーム腺が詰まると?
何らかの理由でマイボーム腺が詰まり、油の分泌が減少すると、涙の蒸発が増えたり、涙の安定性が悪化することからドライアイとなり、異物感、眼の疲れ、流涙などの原因になります。
このマイボーム腺閉塞の治療法としては、点眼、内服、瞼を温める、マイボーム腺を圧迫アイシャンプーやベビーシャンプーで洗浄する、眼科医による圧出などの方法などがあります。

LIPIFLOWとはどんな治療法?
蒸しタオルや、ホットアイマスクなどの外側から瞼を温める方法では、効果が持続しにくいとされています。
LipiFlowシステムは瞼に使い捨ての専用器具を装着し、15分程度の時間で、瞼を外側、内側両方から温め、特殊なプログラムでマッサージを行いマイボーム腺の詰まりを解消させます。効果には個人差がありますが、機械的に一気に多くの閉塞を治療できるため、長期間治療効果を維持できるとされています。

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