オルソケラトロジーをすると近視が抑制される?
2021/08/30
近年世界的な近視人口が急増していることが問題視されています。
現在、日本を含む東アジアにおいては近視の有病率が80%を超え、最新の論文では2050年までに世界人口の約50%は近視になると言われており、近視予防法の確立に向けて今も 研究が続けられています。
そこで今回は、オルソケラトロジーによる近視進行抑制効果についてお伝えします。
なぜ近視が進むのか?
近視の進行には網膜の中心窩(一番視力がでるところ)にピントが合うかよりも、網膜の周辺にピントが合うかが重要という理論が広く支持されています。
通常の眼鏡やコンタクトレンズでは、網膜の周辺部においてピントが網膜より後ろに合ってしまうため、眼軸長の伸長が促進され、結果的に近視が進行してしまいます。
オルソケラトロジーでは、夜間特殊な形状のハードコンタクトレンズを着けて就寝することで角膜の形状が変わり、網膜周辺部でもピントが合うようになります。そのため近視の進行が抑制されると言われています。
(むさしドリーム眼科様から引用)
当院では近視進行抑制専門外来を設立しております。近視進行抑制にご興味のある方はぜひご来院ください。
また、2021年7月17日にオルソケラトロジーのウェビナーを開催致します。
ご参加いただいた方には特典として適応検査と1週間貸し出し料を無料でご案内しておりますので、ぜひお気軽にご参加ください。