アンチエイジングシリーズ～その① アンチエイジングの治療って何をするの？
2014/06/30
アンチエイジングと最近よく聞かれると思いますが、その治療とはいったいどんなことをするのでしょうか？みなさんが思い浮かぶ治療というのは風邪を引いたからお薬を飲む、というように病気になった後の薬物療法が一般的だと思います。
アンチエイジングの治療は病気を予防することはもちろんですが、さらに老化の進行を抑える、病気の早期予防、現在よりも若返ってしまおうという積極的な考えからから始まったものです。
アンチエイジングの治療の実践としては、
1. 若返り医学のわかりやすい参考書を読む、インターネットで情報を収集する。
2. 食事はタンパク質、食物繊維を多くとり、血糖値を上げないように注意を払う。適度な運動をする、一日に体重の30分の1の水を飲むように工夫する、睡眠を一日最低７時間以上とる、心のケアにも注意を払う。
3. 食事では摂りきれないビタミンやミネラルなどのサプリメントを補充する。
4. 抗加齢の専門施設で自分の健康状態、老化の状態を検査し、そのデータをもとにサプリメントや経口のホルモン剤やスプレー、クリームなどの補充療法を取り入れる。
5. さらに抗加齢専門医のもとで注射や点滴による治療を行う。これにはキレーションといい水銀や鉛などの重金属汚染があればこれを体外に排出するものや、加齢によって不足したヒト成長ホルモンなどを補充するものがあります。
このように様々なアンチエイジングの治療がありますが、少しでも若く健康でいるために出来るものから始めていくのがよいと思います。何から始めたらよいか、自分が現在やっているものがよいのかわからない、さらに詳しく知りたい方は日本抗加齢医学会のサイトで情報を収集したり（http://www.anti-aging.gr.jp/）、抗加齢専門医に相談してみましょう。
