表参道眼科マニア

南青山アイクリニックが眼科に関するマニアックな話題を中心にお送りいたします

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南青山アイクリニックの保険診療について 第3回 ドライアイ専門外来について①

      2021/08/29

先日、南青山アイクリニックのドライアイ治療と結膜弛緩手術がTBSの予約殺到!スゴ腕の専門外来SP5に取り上げられました。

20150108予約殺到ドライアイ

南青山アイクリニックはもともと屈折矯正を専門にしていましたので、角膜は得意分野です。特に院長はドライアイの重症型のシェーグレン症候群を専門にしています。ドライアイ点眼薬の治験や臨床試験も積極的に行っています。
(※現在もドライアイの治験を行っておりご協力いただける患者様を募集しております。詳しくはクリニック03-5772-1451までお問い合わせください)

ちなみにドライアイという言葉は坪田一男医師が使い始め、現在では広く知られ
るようになりました。

ドライアイとは涙の蒸発量の増加や、分泌の減少、質の異常によって目の表面の健康が保てなくなる病気のひとつです。現在日本のドライアイ人口は1000万人を超えるともいわれます。ドライアイの自覚症状は多様で、感じ方には個人差があります。乾いた感じがする、目が疲れる、ゴロゴロする、目が重い、目がしみる、ヒリヒリするなどのほか、充血する、涙や目やにが多く出る、光がまぶしい、視力は良いのに何となく見づらいなど、様々な症状があります。

原因はいくつか考えられますが、原因は複合的と考えられています。特に最近増えているのがパソコンやテレビ、携帯電話などの画面を見続ける生活により、まばたきが減り乾きやすくなることや、コンタクトレンズの長時間・長期間使用により、目の表面があれて涙の安定性が損なわれることなどが原因と考えられます。また、シェーグレン症候群などの自己免疫疾患や、スティーブンスジョンソン症候群などの病気により涙がほとんどでない重篤なドライアイもあります。南青山アイクリニックでは国内で行えるほとんどの治療が可能です。また、海外の最新診断機器LIPIVIEW、治療機器LIPIFLOWも日本で始めて導入しました。

ドライアイ治療の選択肢は患者様のドライアイの重症度によって違いますが、重症度により以下の治療法(症状によっては組み合わせて)を行います。

①点眼治療
②アイシャンプー(眼瞼清拭)
③血清点眼治療
④涙点プラグ治療
⑤LIPIFLOW治療(治療は自費診療)
⑥涙点閉鎖(焼灼)手術

それぞれの詳しい内容については次回以降説明します。

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