花粉症について
2015/03/09
最近は花粉症でお悩みの方も多いのではないでしょうか?現在日本において4人に1人が花粉症に悩まされているといわれています。
花粉症の原因としてよくあげられるのは杉花粉です。杉は戦時中大量に伐採された木材を修復させるために、戦後、木材として利用しやすく成長が早いため、大量に植えられたようですが、人工的に植えられた状態を放置すると、木々の間隔が狭くなり、より子孫を残そうとするため、木々の花粉量が多くなるそうです。
また、都心では地面がコンクリートのため、下から舞い上がる花粉の影響もあると考えられています。花粉を飛ばさない品種の定植も行われているようですが、コストと時間がかかると思われます。
現状で花粉が大量飛んでいる以上、原因を知り、そのうえで予防と対策が重要になってきます。
花粉症の起こる原因
①花粉が人の鼻や目に付着
②粘膜にあるリンパ球が花粉を異物として認識し、抗体ができる
③花粉を認識した抗体は、肥満細胞を刺激しヒスタミンなどが放出
④ヒスタミンの作用により血管拡張と透過性亢進によって、鼻水や結膜の腫れや痒みがおきる
花粉症の予防
予防
・マスク、周囲にガードが付いている花粉用メガネなどで花粉の侵入を防止
・花粉が付着しにくい衣服を着用
・外から帰宅する場合は花粉をはらってから家に入る
一度発症してしまうと自然改善は中高年になるまでは期待できません。くしゃみや鼻水、目のかゆみが気になる場合は医療機関への受診をおすすめします。
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