フラップ下上皮増殖(epithelial ingrouth)
2014/06/30
フラップ下上皮増殖(epithelial ingrouth)
【発症時期】
レーシック手術直後~半年
【原因】
フラップの隙間から角膜上皮細胞が、フラップの周囲からフラップ下に入り込んで増殖する
【治療方法】
発生してもほとんどは自然によくなるが、まれに見え方に影響したり、異物感が出てきたり、範囲が広がってくる場合はフラップを起こし、フラップ下の上皮組織の洗浄が必要
【解説】
手術中フラップエッジを傷つけないようにし、接着、整復を確実に行うことが発生リスクの低減につながる。また、屈折の戻りの際のエンハンスメント時の終了後、終日装用タイプのソフトコンタクトレンズを装着させることも、リスク低減につながると考える。