レーシックのよくある質問3選
2021/08/16
レーシックももう20年経った。
当院のレーシック手術も20年のデータが集まり、色々とわかることがありました。
詳しいデータにつきましては、現在まとめ中のため近日中にご報告させていただきます。
今回は当院でのレーシック手術に対して、意外と多い疑問について3つ述べさせて頂きます。
①当院で使用しているレーザーは?
南青山アイクリニックで使用しているレーザー:NIDEK社 Quest™ M2
マルチポイントアブレーション&スーパーフレックススキャンによるカスタムアブレーションの実現 1kHzアイトラッキングシステムによる高速眼球追尾 TEC(トーションエラーコレクション)により乱視矯正精度向上 オフセット機能により、瞳孔偏位などの症例にも対応 マルチポイントアブレーション&スーパーフレックススキャン マルチポイントアブレーションは術後の高次収差の増加を軽減させたり、角膜不正成分を補正することが可能です。
また、従来機と比較して約1/3の照射時間で使用することができます。さらにスーパーフレックススキャンにより、切除面精度が向上しました。 1kHzアイトラッキングシステム ハイスピードカメラと高速化した演算処理により、毎秒1000回の位置検出を実現しています。
TEC: トーションエラーコレクション(Torsion Error Correction) 検出した眼球の回旋角度を補正し、レーザ照射をおこないます。 マルチポイントアブレーションの照射位置精度向上や乱視の矯正精度向上に威力を発揮します。 オフセット機能 照射中心を瞳孔中心・輝点中心(角膜頂点)またはその間の任意の位置に設定する機能です。 瞳孔偏位の症例などに効果が期待されます。一人一人だけではなく眼ごとにあわせ微細なレーザースポットを角膜に照射、正確な治療を行います。また、術後も角膜本来の自然な形状が維持されるよう、照射をコントロールし、術後の視力の質を高めることができます。また、LASIK術後の訴えのひとつに、グレアやハローといった現象による夜間視力の質の低下があります。Wavefront照射では、より広いオプティカルゾーンを確保し、レーザー照射を行うことができるため、瞳孔の広がる夜間、暗所でのグレアやハローといった現象を抑えることができます。Topo-Guided 照射も可能です。角膜形状の測定において、角膜上に非対称の乱視が認められた場合、解析したデータに基づいてTopo-Guided照射を行います。角膜上の不正成分の矯正や、以前に他院で行われた手術における偏心照射の矯正などに用います。
②レーシックの特徴は?
・中等度近視までなら見え方の質も良好
・手術は短時間で済み、回復が早い
・手術後の生活の制限が少ない
・高度の近視、乱視、角膜が薄い人は向いていない
・加齢による老眼は通常通り発生する(いずれ老眼鏡が必要になる)
・手術後2-3ヶ月はドライアイが悪化する
・白内障は加齢で発生するため、60-70歳ごろにはまた手術(白内障手術)が必要
③レーシックのコストはコンタクトより高い?
・施設により価格が違う。当院では両眼で39万円(税込み)
・オルソケラトロジー(20万円:両眼)(夜間コンタクト)は3年毎にレンズ交換が必要となるため、
長期使用ではLASIKよりコストがかかる
・安価のコンタクトレンズでも、10年使用するとレーシックと同じくらいの価格になる
最も費用がかからないのは、元々眼がよい方→眼鏡の方→長期で考えれば、その次にコストパフォーマンスが高いのはLASIKです。
気になる方はいつでもご相談ください。https://minamiaoyama.or.jp/