角膜混濁治療

PTK(レーザー治療的角膜切除術)PTK

保険適応

片眼約4万円(3割負担)

※上記と別に再診料や処方料などがかかります。

角膜混濁治療

PTK(レーザー治療的角膜切除術)PTK

保険適応

片眼約4万円(3割負担)

※上記と別に再診料や処方料などがかかります。

ABOUTPTK(レーザー治療的角膜切除術)とは

PTK(Phototherapeutic Keratectomy)とは、エキシマレーザーを角膜混濁の部位に約1分間照射し、混濁を除去する治療です。角膜混濁による視力低下が認められる場合、視力向上に有効的な治療です当院では、PTKに有用と認められた厚生労働省認可のエキシマレーザーを使用しており、2023年6月現在までに、3400例以上の治療実績があります。
当院で治療に使用しているエキシマレーザーはPTKに大変適したレーザーで全国の眼科からご紹介があります。
2014年5月より、角膜ジストロフィーや帯状角膜変性に対するPTK手術が保険適用となりました。

CORNEAL CLOUDING角膜混濁とは

本来透明な角膜に様々な原因で濁りが生じる症状です。先天的なもの、付着物、外傷、目の疾患による炎症などが原因で起こります。瞳孔領に濁りが生じると、曇りガラス越しのような視界になり、視力の低下を自覚します。
代表的なものとして、顆粒状角膜変性、帯状角膜変性症などがあります。混濁が進行し視力障害を生じるようになると、PTKの適応となります。

ADAPTIVE CRITERIONPTKの適応基準について

これらは常染色体優性遺伝という遺伝形式をとります。

常染色体優性遺伝について

常染色体優性遺伝とは、どちらか一方の親から原因遺伝子を受け継ぐことで発症する遺伝形式です。

  • 男女差はありません
  • 両親とも健常である場合、子供は発症しません。
  • 発症者の親のどちらか一方は発症者です。
  • どちらか一方の親が発症者だと、子供は50%(1/2の確率)で発症します。
  • すべての世代に発症者がみられます。
  • 発病・進行は比較的遅いといわれています。

※一部保険適応にならない疾患もあります。

詳細はお電話にてお問い合わせください。

Tel.03-6633-4872

電話受付:9:30-18:00
(12:30-13:30は受付を停止しています)

FLOWPTK手術の流れ

1

点眼麻酔

ベットに横になり、点眼麻酔をします。

2

エキシマレーザーを照射

コンピュータに混濁の深さ、硬さに合わせた切除量を入力し、レーザーを照射します。実際には、角膜混濁の切除状態を確認しながら、十分な照射ができた時点で終了します。 不十分な場合は切除を追加します。

3

保護用のコンタクトを装用

角膜の一番表皮側の角膜上皮が再生するまでの間は痛みがあります。痛みをやわらげ、上皮の治りを助けるために数日間ソフトコンタクトレンズを装用します。

  • 手術の前に点眼薬で麻酔します。

  • エキシマレーザーを照射します。

  • 保護用コンタクトレンズを装用します。

MERIT AND DEMERITメリットとデメリット

PRICE費用

遺伝性疾患

保険適用 費用
顆粒状角膜変性 約4万円
格子状角膜変性 約4万円
アベリノ角膜変性症 約4万円
ライスバックラー角膜変性症 約4万円

非遺伝性疾患

保険適用 費用
帯状角膜変性症 約4万円
再発性上皮剥離 × 自費診療11万円
その他の角膜表層混濁や、凹凸不整 × 自費診療13万円

※保険適応の場合は3割負担の価格です。

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