FEATURE
SMILEの特徴
主な特徴
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FEATURE01
角膜の切開幅が
小さいスマイルは角膜の切開幅が小さく(2~4mm)、角膜表面の知覚神経の切断が少ないため、レーシックに比べ術後早期のドライアイ症状が出にくいとされています。
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FEATURE02
矯正精度が高い
光学分野で名を馳せるCarl Zeiss(カールツァイス)社の最新フェムトセカンドレーザー『VisuMax500』によって、マイクロ単位の切開が可能となりました。
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FEATURE03
物理的な衝撃に強い
フラップを作成しないため、物理的な衝撃に非常に強いです。格闘技など、眼に物理的な衝撃が加わる可能性がある方でも治療が可能です。
ABOUT SMILE
ReLEx SMILEとは?
フェムトセカンドレーザーで角膜実質層に切れ目を作成し、角膜内に切片を作成後、それを取り出すことにより視力を矯正する手術です。
レーシックと同じく角膜のカーブを変えて近視や乱視を矯正しますが、角膜の切開幅が小さいため、角膜への負担がより少なくなりました。
レーシック後に生じる特有のドライアイ症状も、SMILEにおいては非常に生じにくいと言われています。
SURGERY
SMILEの手術方法
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準備
点眼麻酔を行い、開瞼器でまぶたを開きます。
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角膜を切開
フェムトセカンドレーザーで角膜実質内に切片を作成します。
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切片の取り除き
作成した切片を角膜内から取り除きます。
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終了
開瞼器を取り外して終了します。
SMILE (スマイル) 手術イメージ動画
COMPARISON
SMILEと
LASIKの比較
SMILE | LASIK | |
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矯正精度 | 非常に高い | 非常に高い |
切開幅 | 2~4mm | 20mm(フラップ作成時) |
矯正方法 | 切片を作成し引き抜く | エキシマレーザーで切除 |
使用する機器 | フェムトセカンドレーザー | フェムトセカンドレーザーとエキシマレーザー |
手術症例数、歴史 | 最新の治療のため症例数はレーシックより少ない | 症例数が多く長期成績の蓄積がある |
費用 | 両眼 42万円 | 両眼 42万円 |
視力回復までの時間 | やや早い(2~3日) | 早い(1~2日) |
ドライアイ症状 | 非常に少ない | 3~6ヵ月、症状が出る |
MERIT・DEMERIT・COMPLICATIONSメリット・デメリット・合併症
メリット
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角膜の切開が少ないので、衝撃に強い
- レーシックに比べ、ドライアイになりにくい
- レーシックに比べ、手術後の近視が後戻りにくい
- 裸眼で生活ができ快適、災害時などメガネ、コンタクトの紛失を心配する必要が無くなる
- 使い捨てコンタクトの購入、保存液や洗浄液などの定期的な購入が不要になるなど
デメリット
- 近視・乱視の適応範囲が狭い
- 視力回復するまでにレーシックに比べ、時間がかかる
- ハロー・グレアなど夜間の見えにくさ(一時的であることがほとんど)
- サクションロス:レーザー照射中に目が動くと、吸引固定が外れてレーザーがストップすることがあります。
- 切片の取り残し:矯正のために切除するレンチクル(角膜片)を摘出する際に、切片が裂けてしまい、切断面に残ってしまう非常にまれな合併症です。
- 再手術の場合はPRKで行います
- 歴史が浅く、レーシックに比べ症例数が少ない
主な合併症
- 矯正視力の低下
- 網膜剥離・黄斑出血などの網膜疾患
- 矯正誤差
- 眼圧上昇
- 角膜拡張症(ケラトエクタジア)詳しいブログはこちらから
- 炎症・感染
※詳細は来院時にガイダンスをお渡ししております。
STANDARD適応基準
適応条件(目安)
- 裸眼での生活を希望している
- コンタクトレンズ・眼鏡が合わない
- 矯正のための十分な角膜の厚みがある
- 矯正視力1.0以上
- 医師の説明を理解している
禁忌
- 眼の病気(白内障・網膜疾患・円錐角膜など)がある
- 全身の病気(重篤な糖尿病・膠原病など)がある
- 妊娠中
- 年齢17歳以下
- 医師の説明が理解できない、期待値が高すぎる
- 屈折矯正手術が許されない特殊職業
※服用しているお薬の種類によっては手術がうけられない、もしくは眼に影響を及ぼす場合もありますので、事前に医師にご相談ください。
PROCESS手術までの流れ
01
適応検査 と コンサルテーション
国家資格である視能訓練士による様々な検査を行います。その結果を基に手術について詳しくご説明します。手術はメリットばかりではなく、リスクなどのデメリットも患者さまがご理解できるようにご説明させていただきます。勧誘は一切いたしません。すべて終了するまで、2時間ほどお時間がかかります。
02
最終検査
検査時間は約1~1.5時間です。 視力に影響することがありますので、寝不足など無い様、体調管理に気をつけてください。
ハードコンタクトレンズご使用の方は最終検査の1ヶ月以上前、ソフトコンタクトレンズ(乱視用含む)の方は3日前から装用を中止してください。
03
手術日
朝からコンタクトレンズは装用しないでください。
手術の開始時間の約1時間前にご来院いただき、必要に応じ眼のチェックや、目薬の点眼をして準備をしていきます。
手術時間は約15分です。
手術後は約30分ほどお休みいただきお帰りいただけます。保護用眼鏡をかけてお帰りください。また、就寝時のみ保護用眼帯を付けてください。
04
手術後の定期検査
定期検診は、手術翌日、1週間後、1ヵ月後、3ヵ月後、6ヵ月後、1年後に行います。1年以降は年に1回の受診をおすすめしています。 定期検診は、手術後の回復状況を確認し、合併症を早期に発見するためにも非常に大切です。所要時間は30分~1時間程度です。
また、見え方に急な変化があった場合や、何か異常を感じた場合は、定期検診の予定にかかわらず、いつでも受診してください。