PRKは、角膜表面の上皮細胞をレーザーで取り除いて、その下の角膜実質に近視・乱視・遠視を矯正するレーザーを照射します。
角膜の厚さが薄いためにレーシックでは完全な矯正が難しい場合や、格闘技・スポーツなどで目に衝撃が加わる可能性がある場合などに、角膜に切開の傷が残らないPRKが適していることがあります。
適応検査時に、どの方法が適しているかを検討して詳しくご説明します。
PRKはこんな方に適しています。
目に衝撃が直接加わる運動(格闘技)などをされる方や角膜の厚みが足りず、レーシックに適合しない方。
PRKは、角膜フラップを作らないため、目に衝撃が加わってもフラップのズレやしわが生じることは生涯ありません。
PRKは、レーシックを受けるには角膜の厚みが不足されている方でも、受けることができます。
PRKは、取り除いた上皮細胞が再生するまでの間は痛みがある場合があります。
PRKは、その上皮細胞が再生して視力が安定するまでに1週間から数ヵ月かかります。
また、ヘイズという角膜に濁りが生じる場合があります。傷口が広いため、感染症のリスクが高くなります。
その為、両眼同日に手術することができません。
PRKは、角膜の一番表面にある上皮細胞層をエキシマレーザーで取り除き、その下にある角膜実質にエキシマレーザーを照射し、近視・乱視・遠視を矯正して視力回復をはかります。取り除いた上皮細胞の再生を助け、痛みを和らげるために保護用コンタクトレンズを3日ほど装用します。通常は片眼ずつの手術となります。
まず約40分から1時間かけて様々な検査を行い、その結果を基に手術について詳しく御説明します。すべて終了するまで、2時間~2時間半ほどかかります。
検査時間は約1~1.5時間です。 視力に影響することがありますので、寝不足など無い様、体調管理に気をつけてください。
ハードコンタクトレンズご使用の方は最終検査の1ヶ月以上前、ソフトコンタクトレンズ(乱視用含む)の方は3日前から装用を中止してください。
※手術日当日に最終検査をお受けいただくことも可能です。
朝からコンタクトレンズは装用しないでください。
手術の開始時間の約1時間前にご来院いただき、眼のチェックや、目薬の点眼をして準備をしていきます。
手術時間は約15分です。
手術後は約30分ほどお休みいただきお帰りいただけます。保護用眼鏡をかけてお帰りください。また、就寝時のみ保護用眼帯を付けてください。
片眼:21万円(税込)