レーシック手術の適応

質問

手術はだれでもうけられますか?

答え

手術が適しているかどうかを、事前に詳しく検査した上で判断します。
まずは検査を受けることが第一歩です。
また、レーシックが適応にならない方でも、レーシック以外の視力矯正手術があり、状態に合わせた術式をご説明させていただきます。
現在、レーシックの適応検査は無料で受けられます。 検査を受けられたからと言って無理に手術を勧めることもございません。

質問

手術の不適応(手術に向かない)とはどういう状態や疾患がありますか?

答え

検査の結果、レーシックが受けられないと診断される方が5人に1人いらっしゃいます。適さない方の目安としては以下の内容です。
■ 角膜が極度に薄い
■ 強度近視
■ 目の病気がある
■ 全身の病気(重篤な糖尿病、膠原病など)がある
■ 妊娠中(感染症予防の薬が使用できない場合がある)
■ 授乳中(感染症予防の薬が使用できない場合がある)
■ 年齢が18歳未満(体が成長している間は近視が今後も進む可能性が高い)
■ 医師の説明を理解できない
■ 屈折矯正手術が許されない特殊職業に就いている
■ 20歳未満で、保護者の方の同意が得られない

質問

なぜ17歳以下は手術ができないのですか?

答え

体が成長している年齢では、眼球(目の奥行き)もまだ成長途中にあり、 眼球の長さや角膜のカーブなどが、変化する可能性があります。
それに伴い、近視も進む可能性があります。そのため、目の状態が安定する18歳以上を手術の適応の目安としています。

質問

レーシックと同時にクロスリンキング(角膜強靭化)はした方がいいですか?

答え

当院ではレーシックと一緒には行いません。レーシック手術後、万が一角膜形状に変化があれば追加でクロスリンキングを行う場合があります。
詳しくは円錐角膜専門外来担当医、加藤直子医師のブログをご覧ください。

質問

ドライアイでも手術を受けられますか?

答え

可能です。ドライアイの方は、コンタクトレンズの装用が非常に辛いものです。レーシックはそうした方の不便さを解消するための手段としても多く用いられており、手術後の視力はドライアイでない方と同じです。南青山アイクリニックの医師はドライアイ研究でも学会発表や論文発表を行っており、レーシックに関して、ドライアイ患者様の安全性を確認した論文発表もしています。ただし、極度なドライアイの方は手術前にドライアイの治療が必要になることがあります。

質問

高齢でも手術を受けられますか?

答え

検査をして適応であれば受けられます。年齢を重ねての生活において、コンタクトレンズの装用が難しくなったり、強い近視用のメガネでは場所によっては危険が伴うなどの理由で、レーシックを受けられる方も増えています。また、白内障手術後にピントの位置を直したい場合にもレーシックで矯正することがあります(タッチアップ)。

質問

片眼ずつの手術も可能ですか?

答え

可能です。たとえば、両眼同時にコンタクトレンズがはずせない方、両眼同時に手術をすることに抵抗ある方などは、片眼ずつ手術をお受けになれます。

質問

将来、白内障手術、緑内障手術、網膜はく離手術などは受けられますか?

答え

すべて受けられます。ただし、白内障手術のときに挿入する眼内レンズの度数を計算する時に、手術前の角膜形状のデータが参考になりますので、お問い合わせいただければいつでもデータをご提供いたします。

質問

他院で手術を受けたのですが、追加の手術は受けられますか?

答え

これまでも他院での手術後、南青山アイクリニックで追加の手術を受けている方がいらっしゃいます。検査・診察を受けていただき、可能な限り追加の手術に対応しておりますが、条件や状態によりご希望にそえないこともあります。また、ご相談の際には、可能でしたら前医でのデータをお持ちください。