レーシック手術直後のケア

質問

手術した目に痛みがあります。どうしたらよいですか?

答え

手術直後は多少の異物感を感じることがあります。見え方にゆがみなどの変化がある場合や、我慢ができないほどの痛みがある場合は医師にご相談ください。

質問

手術した目にゴミが入ってしまいました。どうしたらよいですか?

答え

まずは目薬を数滴点眼し、ゴミを洗い流すようにしてください。
それでも痛みが残っていたり見え方に変化がある場合には、クリニックまでご連絡ください。

質問

手術後、市販の目薬は使用できますか?

答え

手術1ヵ月以降であれば問題ありません。ただし、手術後にクリニックから処方された目薬を使用している場合には医師にご相談ください。

質問

手術後、コンタクトレンズは使用できますか?

答え

強い近視・乱視を手術で治療した方は角膜が滑らかになっていますので、ハードコンタクトレンズがはずれやすく装用が困難になる可能性があります。ソフトコンタクトレンズは手術1ヵ月後から問題なく装用可能です。

質問

手術後心掛けた方が良いことはありますか?

答え

手術後、しばらくはドライアイになりやすいので、乾燥するオフィスでは、ドライアイのケアも大切です。また、継続的に医師の検診を受けることをお勧めします。手術にかかわらず、次の事項に気をつけて、目のケアを心掛けることをお勧めします。

「目が乾く」と感じないことも多いので、意識的にまばたきをふやす。

空調の風が直接あたらないようにする。

目薬でケアする。

パソコンの文字を大きくする。

パソコン画面の距離を離し、画面を見つづけない。

30分~1時間に1回、こまめに目を休める。

目をしばらく閉じたり、遠くを見たり、眼球を上下左右に動かす。

目をリラックスさせる。

目が疲れたときは、温めた(もしくは冷たい)おしぼりをあてるなどして、目を休める。

質問

手元が見にくくなりましたが老眼鏡はいつからかけるのがよいですか?

答え

目安になりますが、手術直後~1ヵ月までは視力の変化がありますので、正確な眼鏡を作成することができません。手元が見にくい方は、手術翌日に出来合いの近用眼鏡をお渡ししていますので医師にご相談ください。1ヵ月の定期検診で、視力の安定が確認できた時点で、眼鏡の処方が可能です。

質問

手術後、夜間に光がにじむのですがどうしたらよいですか?

答え

手術後半年程度は車のライト等の光がにじみやすいことがあります。時間の経過とともに改善していきますが、近視や乱視が強く角膜をたくさん削った方、夜間の瞳孔が大きい方、手術後に近視や乱視がわずかに残っている方は夜間のにじみや見にくさを感じる場合があります。角膜の厚みが残っている場合、再手術、カスタムレーシックによって改善できる場合がありますが、運転用のメガネを作成し見にくいときだけメガネを使用するという方法もありますので、詳しくは医師までご相談ください。

質問

手術後の検査で視力1.5といわれましたが、
ぼんやり見えていただけです。これは大丈夫ですか?

答え

視力検査をされる際、マーク(ランドルト環)の開いている方向を答えていただきますが、ぼんやりでも開いている方向がわかればその視力ということになります。
例えば、はっきりと1.2の指標が見えていたなら、1.5の指標はボンヤリ見えている可能性があります。

質問

手術後はどのぐらい通院が必要ですか?

答え

定期検診は、手術翌日、1週間後、1・3・6ヵ月後、1・2・3・5・10年後です。定期検診は手術後の回復の状態を知り、また合併症の早期発見のためにも非常に大切です。所要時間は30分~1時間前後です。また、見え方が急に変化したり、何か異常を感じた場合は、定期検診以外でもいつでも受診してください。また、全国に協力医療機関がありますのでそちらでも定期検診が可能です。