ドライアイ・マイボーム腺機能不全（MGD）の治療 LipiFlow

マイボーム腺とは瞼の裏側にあり、上下の眼瞼縁に開口部を持つ脂腺で、油を出すことにより、涙液蒸発の抑制、涙液安定性の促進、涙液の眼表面への進展促進、眼瞼縁における涙液の流出防止などの働きをしています。

マイボーム腺から分泌される油の層は涙液の表面にあり、涙の水分蒸発を抑えて正常な涙液層を維持させる働きをしています。

何らかの理由でマイボーム腺が詰まり（図1参照）、油の分泌が減少すると、涙の蒸発が増えてドライアイとなり、異物感、眼の疲れ、流涙などの原因になります。

このマイボーム腺閉塞の治療法としては、点眼、内服、瞼を温める、マイボーム腺を圧迫する方法などがあります。外側から瞼を温める方法では、効果が持続しにくいとされています。

図1：マイボーム腺が閉塞した状態

図2：LipiFlowサーマル・パルセーション・システム（マイボーム腺閉塞の治療器具）

LipiFlowは、熱(41-43度)および圧力を瞼に与えることで、閉塞した瞼の腺から油（脂）が涙液に分泌するのを可能にするCEマーク、米国FDAに認証された医療機器です。

他の治療では、一部の閉塞が解除されるだけですが本治療では一気に多くの閉塞が解除されるので、治療効果の持続が期待できます。

図3：LipiFlowを装着した状態

	1回
片眼	20,000円（税込）
両眼	40,000円（税込）

IPL光治療4回＋Lipi Flow治療両眼1回をセットで60,000円でご案内いたします。白内障術後のドライアイにも効果的と言われています。
初回は検査費用5,000円がかかります。

治療1回15,000円、治療4回セット40,000円でご案内いたします。
初回は検査費用5,000円がかかります。

マイボーム腺機能不全（MGD）に対する治療法について

LipiFlowLIPIFLOW